結婚式のご祝儀相場について

結婚式のご祝儀の相場、最低金額で済ませるにはいくらでOK?

結婚式のご祝儀、実際の「相場」はいったいいくらなのでしょうか?

 

相場より少なくて「常識のない人」と思われたくない。恥をかきたくはない。
でも、最低限の金額で済ませたい。

 

これが列席者の本音だと思います。

 

ご祝儀の水引

 

突然やってくる結婚式のお誘い。
ご祝儀だけでも痛いのに、女性であればドレスやバッグ、ヘアメイクなどの準備など、予期せぬ出費となりけっこう痛いものです。
男性でも冠婚葬祭の場数を踏んでいない人は、いろいろと買わなければいけないものがあるかもしれません。

 

結婚式のヘアメイク

 

もちろん相手を祝福する気持ちに変わりはありませんが、
それとお財布の事情は関係ない…というのが実際のところだと思います。

 

ご祝儀は見栄をはって、相場より多く包む必要はまったくありませんが、
ごく常識的な範囲で、悪目立ちしないように無難な線を選択するのが賢明でしょう。

 

結婚式では99%といっていいほどほとんどの人がマナーをしっかり守ったご祝儀を出します。そして、式の後、誰からいくらもらったかをちゃんと確認します。

 

金額が低かったり、新札じゃなかったり、少しでも人と違うご祝儀を出してしまうと、自分が思っている以上に目立ってしまうということを肝に銘じておいてください。

 

このサイトでは、実際に結婚式をあげ、ご祝儀袋を開けて集計をしたことのある私が、本当のご祝儀の「相場」や、「良くない印象を受けたご祝儀」についてお話します。

 

ご祝儀は1万円、2万円でもいいの?
もし2万円にするときは、お札の枚数を割り切れない奇数にするために5千円札を混ぜたほうがいい?

 

など、一般的に「ご祝儀のマナー」と言われていることが、実際にはよくない印象を残すこともあるんです。

 

 

ご祝儀、2万円でも大丈夫? その場合5千円札を入れて3枚にしたほうがいいの?

 

結婚式におけるご祝儀の相場、基本的には新郎新婦の友人として参加する場合、相場はやはり2〜3万円と言われています。

 

三万円

 

中でも、3万円が友人が出すべきご祝儀の相場と言われていますが、学生だったり、社会人1・2年目などの社会に出てまだ日が浅い場合、包む金額が2万円でも大丈夫でしょう。会費制の結婚パーティなどのライトな宴席ならいいですが、結婚式場での披露宴に招待されて「ご祝儀1万円」というのは、金額マナーとしてまずありえないと思ったほうがいいでしょう。

 

結婚式などでは、包む額が偶数の金額の場合、割り切れてしまうため、離れることを想像させてしまい、縁起が悪いとされてきました。
そのため、3万円を包む人が多く、それより下は1万円になり、申し訳なさを感じながら結婚式に参加することになっていました。

 

しかし、最近では、偶数でもペア、一対のものとして考えられるようになり、2万円をご祝儀として出すことも決して珍しいことではない状況となっています。

 

もちろん、昔から伝わる縁起を大事にされ、偶数であることを気にされる新郎新婦も当然のようにいらっしゃいます。
もし、 ご祝儀として2万円を包む場合は、ただ1万円札2枚を祝儀袋に入れるのではなく、1万円札1枚と5千円札2枚の計3枚にして、金額の上では偶数になったとしても、お札の枚数は奇数の枚数になるような方法で配慮すればいいとも言われています。

 

が、ご祝儀を開けて計算する経験をしたことがある人の体験談から見ると、おおむね1万円しかない中に5千円札が入ってくることは通常ほとんどありませんので、マナー違反とは言い切れませんが、やはりあまり印象のいいものではないというのも事実です。

 

5千円

 

「あの人は1万円札1枚と5千円2枚で2万円のご祝儀だったな」

 

という印象が意外と残ってしまうものなのです。
(同様に、新札で包んで来なかった人も印象に残りますのでご注意を。)

 

「厳しい経済状況の中でも一生懸命結婚式に来てくれて、しかもお札を3枚にする気遣いまでしてくれたんだな・・・」
もちろん、そう思われることもあるでしょう。
ですがそれはおそらく新郎新婦とかなりいい関係性を築けている間柄でのことではないでしょうか。

 

そんなに仲良くないけど、なんとなく呼ばれた。
結婚式にはそういう関係性もあるものですが、そのような間柄ですと、尚更「ご祝儀を安く済ませたのでは?」という印象が残る形になってしまうかもしれません。

 

いずれにせよ、ご祝儀を2万円にすると決めたならここは割り切って、1万円札2枚で包んでも、かえって悪目立ちしないかもしれません。

結婚式のご祝儀1万円、2万円…こんな金額だとさすがに失礼?

結婚式に招待されて一番悩ましいのはご祝儀の金額になります。
もちろん新郎新婦が自分とどのような関係にあるのかが大切なことですが、一般的な友人、会社関係、知り合い程度の場合に最も決めかねるのではないでしょうか?

 

結婚式に参列する友人の女性

 

もちろん自分の財布など気にしなくて思い切りお祝いとしてご祝儀を出すことができれば悩むことは無いのですが…。

 

グループで呼ばれている場合、一緒に招待された人と一応話し合いはしたほうがいいでしょう。
その結婚式が行われる会場の「格」や招待客の人数などのレベルによっても違うのではないかと言い合ったりして、ますます迷ってしまいますよね。

 

若ければ若い時の方が貯蓄も少なくお金に余裕がありませんから、その時に2万円?とか1万円?という金額が出てくるかもしれません。

 

しかし、2万円は割り切れる数字といって特に結婚式には使わない数字だと聞いたとの常識的な話もでます。
そして1万円ではそれはあまりにも失礼にあたる金額ではないか?という結論になるのです。

 

一万円

 

これではまるでお祝いの気持ちも無いように受け取られがちになってしまいます。
結婚式は当然両家のご両親や親戚はもちろん、多くの知り合いが集まる所なので、あまりにも少ないと、招待をしてくれた友人や知り合いが物足りない思いになるのも申し訳ない気持ちなのです。

 

お祝いに出すものは自分が思っている分より多い目に出すのが良いと言われています。
自分が用意したものが周りの人より少なかったからといって、後から足すことはできないからです。
かといって、相場が3万円程度のところに必要以上に5万円など、人より多く包む必要もありません。
それが結婚式という場での考え方なのです。

 

いろいろと決めかねるのですが、現在は割り切れる数字でもよいとされる風潮にはなってきていますので、大人として、自分で決めた分とお祝いの気持ちで出席するのが良いのです。

 

結婚式のご祝儀の相場は、関係や年代別でも違います

結婚式に呼ばれたとき、新郎新婦側の友達である以外にも、親族、兄弟姉妹、家族、いとこ、子供、叔父叔母(伯父伯母)であったり、会社上司や部下、同僚、先輩後輩といった会社関係者など、関係性別でも結婚お祝い金額の相場の目安が違います。また、地域別、世代別、年齢別や、既婚者・未婚者でも平均金額は異なってきます。

 

下記に、結婚式に呼ばれた相手別に、親戚関係や会社関連などの取引関係、知人など、ゲストとしての立場別、関係別での結婚式のご祝儀相場情報をまとめました。

 

世代と関係によるご祝儀相場

立場・関係別 世代:20代 世代:30代 世代:40代
友人 2万円〜3万円 2万円〜3万円 3万円〜5万円
いとこ 2万円〜3万円 3万円〜5万円 5万円〜10万円
甥・姪 3万円〜5万円 5万円〜10万円
会社の取引先関係 3万円 3万円 3万円〜5万円
会社上司 3万円 3万円〜5万円 5万円〜10万円
会社の同僚・部下 2万円〜3万円 3万円 3万円

※「一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会調べ」を参考

 

このように金額別で見ると、ご祝儀の相場のポイントもわかりやすくなりますね。

 

ケース別・パターン別のご祝儀相場はどうなってる?

夫婦で結婚式に呼ばれた場合のご祝儀相場

夫婦連名での招待状が送られてきた場合には、ご祝儀も招待状単位が基本となるので、夫婦連名でご祝儀を包むようにします。その場合の金額は奇数の5万円〜7万円が一般的です。もしも「7万円は負担だが、5万円では気が引ける…」という場合には、5万円のご祝儀に加えてなにかプレゼントを贈っても良いでしょう。

 

欠席する場合のご祝儀相場

海外ウェディングやそもそも遠方であるなどの理由で、結婚式や結婚披露宴に欠席するけどご祝儀を贈りたい場合は、お料理代や引き出物等の金額分を差し引き、1万円を目安として贈るのが相場といわれています。金品のお祝いは現金書留で郵送し、挙式前に先方に届くようにします。祝電でお祝いのご挨拶を送るのも喜ばれます。

 

ぶっちゃけお金がないから結婚式を欠席したい…そんな時どうする?

親しい友人が結婚する時は、思い切ってお祝いしたいと思うのは誰もそのように思います。

 

友人代表スピーチ

 

しかし、時には人生がうまく回らなくて経済的に厳しい時に結婚式への招待を受けるときもあります。
いつでも何があるか分からないので少しの余裕を持って生活をしたいのですが、思うようにはいかないものです。

 

そのようにお金がない時の結婚式は、服装などの準備のこともあり、「いっそ欠席をしたい!」と思うこともあるでしょう。

 

ご祝儀を用意できないことはとても不甲斐ない自分だと責めてしまいます。
長い人生の間にはそのような時は誰しもあります。

 

それでもせっかくの人生最大のイベントである結婚式への出席を「お金がないから欠席したい」などとは、相手の気持ちを考えたらできないことです。

 

招待をされた方から見ればご祝儀が欲しいから招待をしたのではないと思われるでしょう。
嘘の理由を言って欠席をした後は、自分自身を自分で許せるでしょうか?

 

友人とのせっかくの関係を考えたら欠席はしないほうが良いです。
これもお互い一生悔やむ結果になってしまう可能性があります。

 

もし、お祝いを上げる気持ちはあるのだったら、そのことをはっきりと隠さずに伝えて堂々とお祝いに行く方が良いです。
招待をした方からお金がないという理由で欠席をされたら、嬉しい日の二人の門出が台無しです。
ご祝儀は必要最低限の金額を包んでも、お祝いの気持ちだけはたくさん持って出席をして下さい。

結婚式のご祝儀袋、選び方・書き方・包み方の注意点!

ここであわせてご祝儀袋の選び方・書き方・包み方について確認しておけば安心です。

 

人生の晴れの日の結婚式のお祝いのご祝儀袋にも心からの気持ちを込めていきたいものです。

 

ご祝儀袋を渡す女性

 

やはり最初は中に入れる金額を決めることになります。
結婚をする方との関係を考えて自分ができる精一杯の気持ちを包めばいいと思います。

 

ご祝儀に包む紙幣はできるだけ新札を用意しましょう

 

ただし、紙幣は事前に新札を用意しましょう。
確かにそのために仕事の合間に銀行に行かなければならないのは、忙しい私たちにとって大変苦労を強いることです。
ですが、新生活を始める2人宛ですから、それが日本人の気持ちなのです。

 

2万円

 

こちらも前述の通り、ご祝儀袋の中身の現金を確認する受付係を一度経験してみればわかりますが、
ほとんどの人が新札を包んできている中、しわや折れ目のあるお札が現れると正直驚いてしまいます。

 

忙しかったんだな。
近くに銀行がなかったんだな。

 

そんなふうに理解しようとはしてみても、やっぱり

 

「お祝いの心がなかったのかな」

 

・・・どうしてもそんな思いも頭をよぎってしまうものなのです。

 

ご祝儀袋は金額にあわせたレベルのものを選びましょう

 

ご祝儀袋は結婚のお祝いですので一度きりの意味のある結び切りの金封を用意します。
いろいろなものが出ていて、シンプルなものから豪華な仕上げになっているのがありますが、中身の金額に合わせた感じのデザインの物がおすすめです。

 

一般的なご祝儀袋

 

書き方は中袋に金額を記入するのですがそれは漢数字を使うと良いです。例えばご祝儀が3万円であれば、「金参萬円」のように縦書きします。また金額の後に「也」をつける必要はありません。
その中袋の裏面には自分の住所名前なども記入しておくのが良いです。

 

中袋に入れるお札は表に向けます。
その後は上包みの中に入れます。
外包みは元の状態に戻すのですが、上側から水引を通し、下側の折り返しが上に重なるように折ります。
向きを間違えて逆にすると失礼にあたりますので注意しましょう。

 

表書きの書き方は毛筆、筆ペン、サインペンなどを使います。
黒い墨で丁寧に楷書体で書きます。
ボールペンや万年筆は使いません。
薄い墨では仏事になりますので避けます。

 

御祝、寿などを上に書き、名前は中央下の部分にフルネームをかきます。
その時の文字の大きさは寿などより少し小さめに書きます。

ご祝儀袋の表書きの仕方あれこれ

  • 人数が多いグループで一つのご祝儀を贈る場合
  • まず代表者の個人名を水引の結び目中央下に書き、その左横に「外一同」と小さめのサイズで書き添えます。
    代表者以外の氏名は、和紙や奉書紙などの別紙に書いて、中袋に入れます。そのとき、右側には地位の高い方の氏名を書き、以降は順次左側に書き添えていきます。

     

  • 会社名や肩書きを添えたい場合
  • 氏名の右上に、会社名や肩書きなどをやや小さめに書き添えます。

 

ご祝儀袋は袱紗に包むのが基本マナーです。
大切な結婚式のお祝いですので余裕をもって用意してきちんとしたものでお届けしたいものです。